詩の動画

36 本の動画 その他 1 本の動画 未分類 60 本の動画 鄭明析牧師の詩集第3集 92 本の動画 鄭明析牧師の詩集第4集 詩の動画リスト ~鄭明析牧師の詩~【花と実】詩集第3集より ~鄭明析牧師の詩~【実践】詩集第3

~鄭明析牧師の詩~【花と実】詩集第3集より

「花と実」 鄭明析 人間が学ぶ そのことは 春の日の うららかな 花のようで それを使うことは 秋のたわわな実と同じだ。 ‐アメリカ サンディエゴで 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊

~鄭明析牧師の詩~【実践】詩集第3集より

「実践」 鄭明析 神霊な祈りをしてこそ ひらめく霊感が来るし 稲光のように実践してこそ 風のように消えない。 ‐中国で 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4冊を発表。2011年

~鄭明析牧師の詩~【花の中の花】詩集第3集より

「花の中の花」 鄭明析 私は花の中の花です。 私が咲いたのは その方のためです。 私が存在するのも その方のためです。 夜露にぬ濡れて 雨風が吹くとき 全身をきれいに洗い 私はその方のために 香りを放ちます。 私の香りも

~鄭明析牧師の詩~【試み】詩集第3集より

「試み」 鄭明析 巨木だから 風が静まる日はないが 雨風 この台風は 何ということか。 こりごりだ。 みんな泣いて 両手を合わせて祈った。 どうか お前 台風よ 退けと しかりつけるが 吹いて また吹いた。 細い枝 太い

~鄭明析牧師の詩~【順理】詩集第3集より

「順理」 鄭明析 風が吹くから 枝は揺れ 葉っぱは面倒くさがって 熟しきれなかった実が 一つ二つ地に落ちるのだな。 気の毒で 走り寄って拾って見たら 病気で腐った実だ。 風が吹かなくても 主人の手が届くことなく 結局 地

~鄭明析牧師の詩~【秋のあなた】詩集第3集より

「秋のあなた」 鄭明析 夏に会ったあなた 秋が来ると 行ってしまい 秋に会ったあなた 冬が来ると 行ってしまう。 冬のあなたが来る前に 秋のあなたと 紅葉狩りでもしよう。 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思

~鄭明析牧師の詩~【人生の道1】詩集第3集より

「人生の道1」 鄭明析 寒い冬が 来られようとして 冷たい風がなびく。 寒い冬 北風 冠雪 吹き荒れて 雪が覆う前 あの山この山 さまよって 人生の道を探してみる。 探す道は見えず 獣道だけが見える。 秋風 落ち葉ばかり

~鄭明析牧師の詩~【好奇心】詩集第3集より

「好奇心」 鄭明析 世の中の万事 刺激的な それらは すぐに倦怠を 起こしても 穏やかで 柔らかいもので あればあるほど 好奇心を起こして だんだん だんだん あの天の冷めることのない 太陽のように 川のように 流れ 流

~鄭明析牧師の詩~【一つの体 一つの道】詩集第3集より

「一つの体 一つの道」 鄭明析 心が行くからといって 体がついて行くだろうか。 体が行くからといって 心がついて行くだろうか。 別れたまま行くあの姿 胸が痛む。 霊魂は 駆けてきて 心と体を 束ねて 縄を縒って 狭い命の

~鄭明析牧師の詩~【わが愛する人には及ばない】詩集第3集より

「わが愛する人には及ばない」 鄭明析 お日さま お星さま お月さま みんな おめかしをして 現れても 前掛けをした わが愛する人には 及ばない。 -韓国 テジョンで 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」に

~鄭明析牧師の詩~【詩が流れていく】詩集第3集より

「詩が流れていく」 鄭明析 川のように流れていく。 草の上の水滴のように 流れていく。 春の日に 雪が解けて流れるように 詩が流れていく。 あの空に 雲が流れていくように 流れていく。 詩の流れよ、 水の流れよ、 歌の流

~鄭明析牧師の詩~【流れ】詩集第3集より

「流れ」 鄭明析 渓谷の水は 下って流れ 私は山へ 登っていく。 わが心は 水に従って流れていく。 私が頂上に登る頃には 私の心は 川になって 海へ流れていくだろう。 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」

~鄭明析牧師の詩~【松の香り】詩集第3集より

「松の香り」 鄭明析 松の香り 漂う 聖地 わが故郷 春 夏 秋 松の香り とりわけ漂う。 澄み切った 音楽の音は 風になびき 季節ごとに 花々が咲き乱れ その香り 満ちている。 全能者 神様 自然の聖殿が 美しくも輝く

~鄭明析牧師の詩~【ヨンムンコル】詩集第3集より

「ヨンムンコル」 鄭明析 テドゥン山 ヨンムンコル 真冬に 白い雪が積もり あの寒い寒波が 押し寄せ あの渓谷の岩も木も 凍えて震えてばかりいる時 私が民族世界のために 夜昼 分からず 祈っていた時 天が開かれ 多くのも

~鄭明析牧師の詩~【試練と苦痛の洞窟】詩集第3集より

「試練と苦痛の洞窟」 鄭明析 世の中の人たち 黄金を掘ろうと この洞窟を掘ったが この青春 天の真理の宝を悟って 人生の道を知ろうと 青春をささげ 今日も家のように ここで過ごした。 その時は私の将来 私の使命を 分から

~鄭明析牧師の詩~【価値】詩集第3集より

「価値」 鄭明析 貴重なものを 貴重に思わなければ 貴重に思う人の所に行くから 再び得ようとするなら 神様の前に行って ひざまずいて悔い改め 自分の無知を嘆いて 悔い改めたら しかられた後 約束してもらって 再びもらうこ

~鄭明析牧師の詩~【寂寞とした島】詩集第3集より

「寂寞とした島」 鄭明析 山と水と人 全て 見慣れない 千里の他国 香港の島 あの遠くに ランタオ島 フィオ村 わびしさ 孤独 寂しさ みんな 集まって暮らす村 摂理の波風 押し寄せて 私ここにも 立ち寄っていく。 -香

~鄭明析牧師の詩~【故郷に帰りたくて】詩集第3集より

「故郷に帰りたくて」 鄭明析 故郷を離れ 久しぶりに帰ると 夢の中で歩くような錯覚だ。 まず行って 父のお墓に立ち寄り あいさつして行こうと お墓に行った。 ノックしても返事がなく 呼んでみても 声がなくて 墓の門を開け

~鄭明析牧師の詩~【墓の期間】詩集第3集より

「墓の期間」 鄭明析 時が時だから 今この時 あなたも孤独 私も孤独 あなたと私の寂しさが 水鳥鳴く川辺で 風吹く海辺で 行ったり来たり 主に仕えて生きる時だ。 墓の期間過ぎれば 主の生気 私に来るだろう。 聖霊の風に乗

~鄭明析牧師の詩~【予定】詩集第3集より

「予定」 鄭明析 神の 予定はある。 行なわなければ 運命は 変わっていく。 ああ 予定はない。 行なえば 無から有へしるしが起こる。 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4冊を

~鄭明析牧師の詩~【みんな貴重だ】詩集第3集より

「みんな貴重だ」 鄭明析 マリヤ マルタ 二人の女性でなかったら 主がその家に行っただろうか。 マルタ いなければ 食べられず マリヤ いなければ 心霊の糧つくることができない。 ‐韓国 ソウルで 【詩人としての鄭明析】

~鄭明析牧師の詩~【貴人】詩集第3集より

「貴人」 鄭明析 貴重な人が 貴重に使われる。 体も心も 言葉も霊も 貴重に磨いて 削らなければならない。 そうしてこそ 天と地どこに行っても 主が その時その時 貴重にお使いになる。 【詩人としての鄭明析】 1995年

~鄭明析牧師の詩~【炊事】詩集第3集より

「炊事」 鄭明析 おなかがすいたと言う 愛する人の言葉を聞いて 朝ご飯を作ろうと 息が切れるほど 足の裏に火がつくほど 走り回った。 私の愛する人は 天の厨房に入って 人生のご飯を作るため 一日中 出てこないから 冷や飯

~鄭明析牧師の詩~【会うこと 別れること】詩集第3集より

「会うこと 別れること」 鄭明析 夜昼 窓の外を見て 空を見て 千年も 心をやきもきさせて 待っていたあなた ああ、心をやきもきさせ 待っていた あの時よりも もっと心をやきもきさせ 気が重い瞬間だ。 あなたと別れようと

~鄭明析牧師の詩~【会いたい顔】詩集第3集より

「会いたい顔」 鄭明析 見ても見ても 毎日見ても また見たい主の顔だが 長い歳月が過ぎるまで 離別の身になってみると 夢ででも見たくて 昼寝までしてみた。 また会えないのかと 自信が揺れて 命を懸けて祈ったら 御子の言葉

~鄭明析牧師の詩~【待つこと2】詩集第3集より

「待つこと2」 鄭明析 歳月がかまびすしくて 青春の日が傾くまで 会えなかった主が 明日になれば来ると言うので 大みそか 長い夜を明かして この経緯を詩で詠い 夜を明かします。 窓の外 ぼたん雪が ずんずん積もって 来ら

~鄭明析牧師の詩~【言いなさい】詩集第3集より

「言いなさい」 鄭明析 人は食べ物がなくて 70日飢えても 言わなければ兄弟でも分からなくて 自分の行く道を 行くだけだから 人間は何かあっても 言わなければ分からないから 一人で、誰かが分かってやってくれると 思うな。

~鄭明析牧師の詩~【人間の考え】詩集第3集より

「人間の考え」 鄭明析 ああ 人間は罪を犯したら 神様を捨て その裁きが怖くて 人生を諦めて逃げて 隠れるのだな。 ああ 神様は裁きより悔い改め 赦しを 先に考えて探すのに 神様と御子のことまで 誤解して生きていくから

~鄭明析牧師の詩~【愛しなさい】詩集第3集より

「愛しなさい」 鄭明析 戦争だ。 戦闘だ。 密林の中の作戦だ。 ベトナムのチャイ山の あの大きい岩に上った時 大きい木の 後ろに隠れて 敵が私を先に見て 銃を構えたので 気を失い 呆然として 肉体だけが 立っていた。 そ

~鄭明析牧師の詩~【神との誤解】詩集第3集より

「神との誤解」 鄭明析 人間の心 朝に夕に 変わっても 神様は永遠不変な存在だ。 自分の心が変わったからといって 神の心も変わったと思ったら錯覚だ。 神様を誤解するなら 世の中の誰のことを 誤解せずにすむだろうか。 日が

~鄭明析牧師の詩~【人間】詩集第3集より

「人間」 鄭明析 人間、 分かっていない者が 知ったかぶりをし 人間、 出来の悪い奴が 威張って生きるのだな。 罪人たち みんな義人のふりをして生き 悪人たち善人のふりをして生きる。 天を知らず 地を知らない 人間どもよ

~鄭明析牧師の詩~【欲】詩集第3集より

「欲」 鄭明析 人はこの世を生きていく中で 欲張り過ぎたら 持っているものまでも 奪われるようになるから 欲が生じたら 早速なくしてこそ 得るべきものを得る。 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」に登壇し

~鄭明析牧師の詩~【愛する人に会えない】詩集第3集より

「愛する人に会えない」 鄭明析 初めて行ったら 門の外まで はだしで飛び出してきて 抱きしめて 迎えた。 二度行ったら 庭まで 飛び出してきて迎え また来たかと 歓迎した。 三度行ったら 玄関先まで出て迎え 心が変わった

~鄭明析牧師の詩~【傷ついた心】詩集第3集より

「傷ついた心」 鄭明析 人は 食卓の 自分の箸が 散らかっているだけでも 気分が悪いのに ましてや 主の愛する人 行ないと心が 散っていれば どれほど心情が傷つくだろう。 そうだ そうだ そうだとも。 弟子と先生の心も

~鄭明析牧師の詩~【あざができた胸】詩集第3集より

「あざができた胸」 鄭明析 中傷 謀略 悪評 汚名 たたかれ あざができたこの胸 歳月が流れたら 治るだろうか。 御子の手 触れてこそ 治るだろう。 ‐韓国 ソウルで 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」

~鄭明析牧師の詩~【原点】詩集第3集より

「原点」 鄭明析 悠々と流れる川は 海へ戻って流れ 人間の霊魂も 来た道戻って 天へ行く。 ‐アメリカで 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4冊を発表。2011年に韓国100年

~鄭明析牧師の詩~【方法】詩集第3集より

「方法」 鄭明析 人間が 生きていく中で 険しい道 駄目な時 たくさんある。 駄目な時 天に向けて顔を上げ 方法を変えて もがいたら 必ずできる。 最後まで することが 道だ。 ‐韓国 ソウルで 【詩人としての鄭明析】

~鄭明析牧師の詩~【独り身ではない】詩集第3集より

「独り身ではない」 鄭明析 私 誰が見ても 独りでいるようでも 独りでいるのではない。 御子と私 主と私 いつも共にいる。 私は 独りで行くことをしない。 独りで行なうこともしない。 全能者と共に 主と共に 聖霊様と共に

~鄭明析牧師の詩~【愛する人は泣きます】詩集第3集より

「愛する人は泣きます」 鄭明析 以前 あのように白い雪が降ったら わが愛する人は喜んで 胸が いっぱいでした。 しかし今は 私のことを考え 心が痛くて すすり泣くでしょう。 愛する人の心 私の胸に伝わってきて 私もすすり

~鄭明析牧師の詩~【鉄格子】詩集第3集より

「鉄格子」 鄭明析 ないものが 多くて 暮らすのに 不便が 多い。 体であてがい 心であてがい 持っているものがなくて 苦労であてがう。 しかし将来への希望は わが胸に燃える。 ‐韓国 テジョンで 【詩人としての鄭明析】

鄭明析牧師の詩~【待つこと1】詩集第3集より

「待つこと1」 鄭明析 日が暮れ 夕焼けが染まるが 行かれた主も来られ 行かれる主も行ったのに 詩、あなただけが来ないので 窓を開けて待っています。 わが愛 詩、あなたは たそがれ前に来る気がする。 ‐中国 黒竜江(こく

鄭明析牧師の詩~【詩の女性】詩集第3集より

「詩の女性」 鄭明析 悲しんでいた日に 孤独だった日に 私があなたに出会い 私があなたを生んだ。 人生の わびしく寂しい谷で あなたは私を訪ねてきた。 私があなたまでも捨てるなら 私が墓に下る日 世に何を残すだろう。 私

鄭明析牧師の詩~【心情の主】詩集第3集より

「心情の主」 鄭明析 わが心情 知っている主に 会ったら その胸に 顔を深く うずめて 私の深く深い 過ぎた日の経緯(いきさつ)を 全て話そう -中国で 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、

鄭明析牧師の詩~【神の手】詩集第3集より

「神の手」 鄭明析 患難の中での感謝 骨を潤わせ 煩悩の中での感謝 痩せた身を太らせ 試練の中での忍耐 脳を聡明(そうめい)にする。 天の施した愛を受けて 感動感化を起こし わが指 神の筆になって 天の経緯(いきさつ)

鄭明析牧師の詩~【私の頭】詩集第3集より

「私の頭」 鄭明析 人は 心配を すると 頭が 痛くて 頭が 熱い。 誰が私の頭 冷まして 来るだろうか。 山奥の うさぎが 走ってきて 私の頭を 冷まして 来ると 持って いったが 待ってみても 来ないので 山越え 追

鄭明析牧師の詩~【哀哭】詩集第3集より

「哀哭」 鄭明析 ひと時 ふた時 半時なのか。 こうなると 分かっただろうか。 地をたたいて 慟哭する。 天が崩れ落ちたと うめき声 聞こえてくる。 どうしたらいいか ため息 涙の川になった。 悲しい。 主の摂理 私の心

鄭明析牧師の詩~【十字架の道】詩集第3集より

「十字架の道」 御子 あなたも 私が行った道 来てみて 私の心情 分かるだろう。 私は二度と この道を 行くまいと 一人で 舌をかんで 誓ったのに あなたが私を 愛して 私の道に ついて来たので 私があなたと もう一度

鄭明析牧師の詩~【その願い】詩集第3集より

「その願い」 御子 私の霊魂 あなたの肉体 合わせて 撚(よ)って縄にし 命の御言葉を 叫び伝え 闇にいる人 光に 導き出して 神様の その願い 地上に 天国を つくっておいてこそ あなたと私 すべきことを 果たせるだろ

鄭明析牧師の詩~【行く道 遠い】詩集第3集より

「行く道 遠い」 鄭明析 一日の道 行く道が 遠く遠い。 あの日が 西の山に 傾き 月が昇って 沈むまで 行くなら 行けるだろうか。 食べること 我慢し 寝ること 我慢し 熱心に 行くなら 行けるだろう。 ‐韓国 テジョ

鄭明析牧師の詩~【人の生】

「人の生」 鄭明析 人は憎めば 続けて憎むようになり 愛すれば 続けて愛するようになる 天も地もそうだ 憎しみも終わりがなく 愛も終わりがない 憎む人は悪人であり 愛する人は義人だ 義人は天国の人であり 悪人は地獄の人だ

鄭明析牧師の詩~【神の御業】

「神の御業」 鄭明析 私が何度繰り返してみても 人の力でも 技術でも 不可能だ 天を見上げなさい 神が隠密に御業を行われる その御心どおりに生きる人にだけ その御心のとおりにしてくださる   【詩人としての鄭明

鄭明析牧師の詩~【夜船】詩集第3集より

「夜船」 鄭明析 わが愛する人 深く深く 考えていたら 涙の川が 流れていく。 千里も離れた他国 愛する人の声が 鮮明に 私の心に聞こえてくる。 遠からず 夜船に乗って行くから 待っていなさい。 ‐イタリア ミラノで 【

鄭明析牧師の詩~【埠頭の孤独】詩集第3集より

「埠頭の孤独」 鄭明析 あの多くの人間雲は どこに行き 私独り 座っているのか。 誰か私を 探す人いないか 四方を見回したら 私の顔だけが 水面(みなも)に映る。 汽笛 寂しく鳴き 埠頭のかもめも 一緒に鳴くから 雨に濡

鄭明析牧師の詩~【幸せは行く】詩集第3集より

「幸せは行く」 鄭明析 吹雪吹く 人生の冬にも 幸せは行く。 患難苦痛 骨身に染みる生(せい)の中でも 私の希望は 成される。 あのいばらの道に 幸せは行く。 幸せは 誰にでも行くことはするまいと 吹雪と同行し もがく苦

鄭明析牧師の詩~【主の足 私の所にも】詩集第3集より

「主の足 私の所にも」 鄭明析 主よ、 ベタニヤのマリヤの家に 立ち寄って行かれたように 私の所にも 立ち寄ってください。 ガリラヤ湖で 主を失って寂しくしていた 弟子たちの所に立ち寄って 希望を与えて行かれたように 私

鄭明析牧師の詩~【 薬 】詩集第3集より

「薬」 鄭明析 主に会おうと 待っていて 倒れた身 薬がない。 それでも主を待って 愛に燃えて 生きることが薬だ。 待って生きていたら 盗人のごとく 主に会うだろう。 夢か幻かと 言うだろう。 待っていなかった人は 会っ

鄭明析牧師の詩~【 敷居 】詩集第3集より

「敷居」 鄭明析   ひとつの歳月が 過ぎるまで 一人で独房 誰も来る人 いないのに 誰が来て あの敷居 あんなにも つやが出るほど すり減っただろうか。 天の愛 大きい。 御子の愛 計り知れない 霊の体が ど

鄭明析牧師の詩~【 祈り2 】詩集第3集より

「祈り2」 鄭明析 人類の罪 多くて多い。 洗おうとしたら 海の水でも足りない。 洗ってまた洗っても 洗えないから 神様 彼らの犯した罪を 赦(ゆる)してください。 ‐中国で 【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文

鄭明析牧師の詩~【 祈り1 】詩集第3集より

「祈り1」 鄭明析 私を敵のように思い 私を憎む人たち 飢えたら食べさせ 着る物がなかったら 着せてあげ 寝る所がなくて さまよったら 泊まる所を 与えてください。 私を憎む人たち 多すぎて 裁いたら ソドムの地になりま

鄭明析牧師の詩~【 器 】詩集第3集より

「器」 鄭明析 海の器 水を入れ 地の器 人生を入れて 生きるようにした。 万物 人生 形のとおり その器に 入れられている。 器の中に 入れなければ 存在できない。 愛の器 どこにあるか 神の器 どこにあるか 創造主が

鄭明析牧師の詩~【 一片丹心 】詩集第3集より

「一片丹心」 鄭明析 雨風 吹き荒れ 吹雪 吹きつけ 歳月 過ぎるからといって 山が水になって流れ 水が山になってそびえ立つだろうか。 患難波風 吹き荒れても 変わらない その心 変わらない その姿 ‐中国で 【詩人とし

鄭明析牧師の詩~【 愛 】詩集第3集より

「愛」 鄭明析 木の葉に刻んだ愛 風吹いたら落ちて 砂の上に刻んだ愛 波打ったら消えるが 心に刻んだ愛 百年経(た)っても残っているし あの天に刻んだ愛 永遠まで続くだろう。 ‐中国で 【詩人としての鄭明析】 1995年

鄭明析牧師の詩~【 仕えること 】詩集第3集より

「仕えること」 鄭明析 厳しい風に 体がすり減り 心がすり減った。 黒い髪に 白い雪が降るまで 辛酸(しんさん)をなめて わが身のように仕えてきた。 私の手で作った あの渡し船に主を乗せ 水鳥鳴く川の岸辺に沿って 櫓(ろ

鄭明析牧師の詩~【主が側(そば)に】

「主が側(そば)に」 鄭明析 主が 私の側にいてくださるなら 主が 何もしてくださらなくても 私は 幸せです 主は 私の幸せだから 主は 私の愛なのだから   【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮

鄭明析牧師の詩~【白い服】

「白い服」 鄭明析 こんこんと降る白い雪 裸の山と野原の初雪は 寒い冬の白い服だ 村の入り口に整然と立っている兄弟木よ 私はお前を忘れられない 暑い時は涼しい木陰で 寒い時はガタガタと震えながら 私を迎えてくれたお前を

鄭明析牧師の詩~【主と共に】

「主と共に」 鄭明析 主は与え 主と共にする人は 得るようになる 主と共にしない人たちは どこに行っても問題だ 高慢で無知な人は 主に背けて 一人で 自分中心に生きていく 全ての人が見て嘲笑(あざわら)い ついていかない

鄭明析牧師の詩~【懐かしさと会いたい思い】

「懐かしさと会いたい思い」 鄭明析 懐かしさと会いたい思いは 愛するからだ もしも私の心と体だけが 独りでやきもきしているなら それこそ悲しい片思いだ 初めは片思いだとしても 長く時間が経てば 私の後ろをついてくる足音が

鄭明析牧師の詩~【誕生】

  「誕生」 鄭明析 神様 聖霊様と メシヤを生んだ メシヤ 人々を選び 命を生んだ 地球村を覆って 天国を成した   【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4

鄭明析牧師の詩~【創造主の傑作品】詩集第4集より

「創造主の傑作品」 御子 全能者 神様 風にやらせて 松の種をまく 大きい岩の 隙間にまいて 大きい風にやらせて 土埃(つちぼこり)を飛ばして 覆ってあげた 雨雲にやらせて 時に合わせ 水を与え 長い歳月 育てて 大傑作

鄭明析牧師の詩~【失望と希望】詩集第4集より

「失望と希望」 御子 人間が 石や木にもおよばない 育て育てた人 愛もして 生きてきたが 期待が外れて 失望したから これからは二度と そんな人 そもそもいないように 石や木のように 選び また選んで やろう 私が選んで

鄭明析牧師の詩~【問題】詩集第4集より

「問題」 鄭明析 心配は しなくてもいい 手紙の返事は しなくてもいい しかし 祈りは しなければならない 主と 解決を しなければならない   【詩人としての鄭明析】 1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後

鄭明析牧師の詩~【ドカーン】詩集第4集より

「ドカーン」 鄭明析 人間が 度が過ぎた 計画的な 憎い仕業をしたら それが 爆弾となって 自分が 胸に抱えて 催促しながら 火の中に飛び込む 有様(ありさま)になる ドカーン ドカーン ドカーン 【詩人としての鄭明析】

鄭明析牧師の詩~【裁き】詩集第4集より

「裁き」 鄭明析 以前は 私の心 そうではなかったが あのようにやっても 同情する気にならない 命を害した者だから 心が動かない 行(おこな)ったとおりに 地上を飛ぶ チーターにやらせて 主が報いてやるから ひざまずいて

鄭明析牧師の詩~【決定】詩集第4集より

「決定」 鄭明析 時になれば 決定しなければならない こうすべきか ああすべきか 前もって 決定しなければならない 手あたり次第、ぶっつけ本番に 決定して行えば 準備なくするので はなはだしい困難に さらにぶつかる 時と

鄭明析牧師の詩~【答え】詩集第4集より

「答え」 鄭明析 寒く暑い 季節は 時になってこそ 退くが サタンは 戦ってこそ 退く 御子は 祈って 話してこそ 対話なさる 人間が 考えたことは 行(おこな)ってこそ 得られる   【詩人としての鄭明析】

鄭明析牧師の詩~【クイナ】詩集第4集より

「クイナ」 鄭明析 やきもきして 目が惚(ほ)れ 心が惚れ 片思いをした時 湖の白鳥のように見えた 絶世の美女 そのように 美しくも見えた それなのに 背を向け 未練なく 心を決め 去る時 私もやはり未練なく 心を決めて

鄭明析牧師の詩~【翼】詩集第4集より

「翼」 鄭明析 人間には各自 目に見えない 短くも長い 神秘的な 翼がある 霊魂と 魂体も 愛と真理と義の 翼がある 各自 考えと決心次第で その翼をもって 肉体も飛ばして この世を 生きていく 人間よ 翼を閉じたら 落

鄭明析牧師の詩~【愛】詩集第4集より

「愛」 鄭明析 山々が 雄大で 神秘的で 美しくもあるのは 形象と形を 成しているから そうなのだ 鬱蒼(うっそう)とした 木と岩々だ 岩の間に 泉の清水が 湧くから 山全体が いっそう美しく 輝く この山も 愛して訪ね

鄭明析牧師の詩~【藁葺き家】詩集第4集より

「藁葺(わらぶ)き家」 鄭明析 祖父 祖母と 両親 月明洞(ウォルミョンドン)に 住むようになって 私もここ 月の村に 住むようになった 藁葺き家で はらはらしながら 生きてきた 夏 つばめの夫婦が 腰をぎゅっと締めて

鄭明析牧師の詩~【見た目より】詩集第4集より

「見た目より」 鄭明析 知らないから 話だけ聞いて 驚いて あのとてつもない 果物 どうやって 一人で 食べきるのか 口あんぐりで 叫ぶ ヤシの実は 1、2杯液を飲んだら 食べるところ あるか この世の人生 これと同じだ

鄭明析牧師の詩~【皮】詩集第4集より

「皮」 鄭明析 皮でなくても 私は 食べない こんな境遇に なっても 権威がある 肉がないのに 皮だけ 何の味で 食べるのか わが主と 愛し合いながら その味で食べ 人生を おいしく 生きている 【詩人としての鄭明析】

鄭明析牧師の詩~【永遠な道】詩集第4集より

「永遠な道」 鄭明析 天と地の道 人生の道 二か所に向かって 同時に 行くことはできない 地に背を向け 永遠な命の道 天の道だけを 主と共に 行かなければならない 祝福をくれたら それは 夏の木陰のように しばし入って休

鄭明析牧師の詩~【人生の道】詩集第4集より

「人生の道」 鄭明析 寝る所がなくて 私はここに来たのか 食べる物がなくて 私はここに来たのか 吹雪 冷たい風 過酷だ 人生の道 探しに ここに来た 深い洞窟 岩の洞窟が わが家ではない 険しい山も 寂しい所も わが庭で

鄭明析牧師の詩~【はかない この世】詩集第4集より

「はかない この世」 鄭明析 この世は やきもきしながら 希望したことを 享受しても 瞬間の満足で 終わるから それが限界だ みんな 過ぎた日に 享受して生きても 残ったもの 何か 夢の中のようだと はかなくて みんな嘆

鄭明析牧師の詩~【虚無2】詩集第4集より

「虚無2」 鄭明析 夢も現(うつつ)も すべて はかない世界だ 夢から覚めたら すべて 消えてしまい 現は 時が過ぎれば すべて 消えてしまう 永遠に存在しているもの それだけが はかなくない 神様 聖霊様 御子の存在と

鄭明析牧師の詩~【西の山の麓の人生】詩集第4集より

「西の山の麓の人生」 鄭明析 人々いくら 楽しく生きると 大言壮語しても 格好良く生きると 喜んで飛び跳ねて 良い暮らしをしたいと 自信を持って 生きても 神様 御子を 離れた生(せい) ちょうど 死の宣告を受けて あの

鄭明析牧師の詩~【惜しい】詩集第4集より

「惜しい」 鄭明析 あんなにも美しい 顔と体が 結局は 老いて死んで腐るとは あんなにも神秘的できれいな 神の作品が 結局は 老いて死んで腐るとは はかない 老いる前に あなたの霊魂を救って 永遠に 生きるべきだ 肉体は

鄭明析牧師の詩~【しっかりやりなさい】詩集第4集より

「しっかりやりなさい」 鄭明析 しっかりやったら 恋人が恋人を 生かして 永遠に愛して 生きるようになる しっかりできなければ 恋人が恋人を 苦労させて 死ぬことまである 分からなくてしっかりできなければ 自分を愛して

鄭明析牧師の詩~【人間の考え】

「人間の考え」 鄭明析 ああ、 人間たちは罪を犯すと 神様を裏切り その裁きが怖くて 人生を完全に諦め 逃げて見えなくなるのだな ああ、 神様は裁きより 先に悔い改めと 赦(ゆる)しを考えて 探しているのに  

鄭明析牧師の詩~【山の獣】

「山の獣」 鄭明析 獣たち 種鶏も捕まえていき 羊たちさえも捕まえていった 腹が立つからといって その獣たちを捕まえるために 山全体に火をつけられるだろうか そうはできない すみかに 罠を仕掛けておいて 引っかかった獣は

鄭明析牧師の詩~【変わらないだろう】詩集第4集より

「変わらないだろう」 鄭明析 このように雨が ざあざあ降る時 愛(いと)しい人も この雨を見ているだろう 天から 降ってくるから 天を思い 地面に 流れていくから 私のことも思うだろう 雨が降っても 風が吹いても 雪が降

鄭明析牧師の詩~【最後まで】詩集第4集より

「最後まで」 鄭明析 人は息をして 生きているうちが 生きている人だ これと同じく 主を信じ 従ううちだけが 救いの 生きている人だ ついてくる途中で やめたら 救いの喪失者 救いの死んだ人だ 一人の女 一人の男 互いに

鄭明析牧師の詩~【甕】詩集第4集より

「甕」 鄭明析 玉(ぎょく)の甕 金の甕 割れないうちだけ 玉の甕 金の甕だ 割れたら 甕ではない 信仰も 救いも 愛も 割れたら 割れた甕の 信仰だ 再びもがいて つくってこそ 主と共に 理想の生(せい)を 生きるよう

鄭明析牧師の詩~【運命】詩集第4集より

「運命」 鄭明析 わが愛は わが家だ わが部屋だ わがベッドだ 私を離れたら 門前で乞食をする ざまになる 私と一体 最後まで 生きていけば この世で 理想世界を 生きて この世が終わって 天国の門 開けていって 待機さ

鄭明析牧師の詩~【虚無1】詩集第4集より

「虚無1」 鄭明析 肉体が 享受したもの 時 過ぎ去れば 残るものなく 消えてしまう 霊魂のため 行(おこな)ったことは 永遠に残る だから むなしくない     【詩人としての鄭明析】 1995年に

鄭明析牧師の詩~【進行】詩集第4集より

「進行」 鄭明析 今日において 明日は すでに 進行している この世で 未来の自分の運命が すでに 進行している 現在、地上の肉的引き上げにおいて 未来、天国の霊的引き上げが すでに 進行している 天使長がラッパを吹く

鄭明析牧師の詩~【一つの時代 一人の人物】詩集第4集より

「一つの時代 一人の人物」 鄭明析 旧約にモーセだ 新約にイエスだ 成約に御子の体だ 時代の雨風に 降られて現れ 人間が人間を 救うために出てくる 誰が知るか 人間が人間を 救えるか 全能者 御子が 肉体を着て 行う 人

鄭明析牧師の詩~【征服】

「征服」 鄭明析 高い山を征服したが 水がない 水は 木も生えて 草も生えている 渓谷にあるものだ 急いで 水を探して 渓谷の方に 山を下ろう わー 渓谷だ 水の音が聞こえる 小泉が見える 水が湧き上がる 小さな泉だ こ

鄭明析牧師の詩~【時10】詩集第4集より

「時10」 鄭明析 過ぎてみたら 雨風が 吹き荒れ 吹雪が 吹いても その瞬間が 私たちに 機会だった すべき時だった 時を分かって 生きたから 未練がない 天と地 時に合わせて行う 全能者が ひそかに 私たちと共に 行

鄭明析牧師の詩~【時9】詩集第4集より

「時9」 鄭明析 時がまるで 体の垢(あか)のように ついて 一緒に生きていくのに 時を知らずに 生きている 時になって 去っていき もどかしい人生 無知な人生 叱って 去っていく   【詩人としての鄭明析】